中流サラリーマンの迷走記

人生に迷う中流サラリーマンの雑記

高額療養費制度について調べてみた

ここ数日暑いですねー!
こんな暑さの中、今日渋谷に開設した若年層向けのワクチン接種会場では抽選券を求めて1キロの列ができているそう。
ワクチン接種の啓蒙をという話もあるけれど、まだ希望者も接種できていない状況ってことですね。

私は職域接種で7月末に2回目の摂取が終わり、2週間も経過したので少し気が楽になっています。
ただ副反応はかなりしんどかったです…
熱が39℃超えたの何年振りだろうって感じでしたが、少なくとも一人暮らしをしてからは初めて。
一人暮らしで辛いのは体調不良の時というけど痛感しました。


これまで健康診断は全部A判定だったのに自粛生活の影響か今年は急にB判定が増えたこともあり、医療費の助成制度について調べてみました。
結構充実してるイメージだけどちゃんと詳細把握していなかったので…

 

高額療養費制度

ひと月の支払額が上限を超えた場合に超過額が返ってくる制度。
年齢や所得で計算方法が変わるが69歳以下は以下の通り。

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厚生労働省保険局HPより>

中流サラリーマンとしてはイかウってところですね。
ちなみに上記の「医療費」は保険適用前の金額。

仮に医療費が100万円、保険適用で30万円支払った時の支給額は次の通り。

【イの場合】
上限額 167,400円 + (1,000,000円 - 558,000円) × 1% =  171,820円
支給額 300,000円 - 171,820円 = 128,180円

【ウの場合】
上限額 80,100円 + (1,000,000円 - 267,000円) × 1% =  87,430円
支給額 300,000円 - 87,430円 = 212,570円


やはりかなり大きいですね!
逆に自己負担が50万円とするとどれくらいの医療費をカバーできるのかも計算してみた。

【イの場合】
 (500,000円 - 167,400円 + 5,580円) × 100 = 33,818,000円

【ウの場合】

(500,000円 - 80,100円 + 2,670円) × 100 = 42,257,000円

負担額50万円でここまで高額な医療受けられると思うと充分過ぎますね。
この制度は基本的には事後支給だから一旦は自分で支払わなければならないのですが、
無利息の「高額医療費貸付制度」が使えたり、事前に申請して認定証を受領することで医療機関での支払いを上限額までに抑えることもできるとのこと。

 さらに1件21,000円以上であれば世帯での合算も可能。
さらにさらに、年4回目以降は多数回該当となり上限額が低くなる。

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厚生労働省保険局HPより>


もう民間保険はいらない気がする。
「いざという時の為の保険」と言うけれど、高額医療の場合は高額療養費制度、
高額じゃない医療費は保険料支払うつもりで貯めておけば良いって考えになりました。
インデックスファンドに投資すれば理論上は保険会社と同程度の運用もできるはず。

他の制度も色々調べようと思っていたけれど長くなってしまったので今日はこの辺で。